YUMIさんの旅

旅行大好きです。最近はクルージングにこってます。

中国、江南地方の旅 第三日目 2017年10月23日 蘇州から無錫

寒山は、南北朝時代の建物で、日本映画『支那の夜』の挿入歌『蘇州夜曲』でも、登場する寺院です。 歌の三番の最後のフレーズが「涙ぐむよなおぼろの月に 鐘が鳴ります寒山」とあります。 それがこの日訪れた寒山寺です。
寒山寺 (かんざんじ、英語:Hanshan Temple)は、中国江蘇省蘇州市楓橋鎮に所在する臨済宗の仏教寺院です。蘇州の旧市街から西に約5km、蘇州駅南南西3kmにあり、寒山拾得の故事で名高い寺院でもあります。

 

普明宝塔

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お釈迦様を中心に空海三蔵法師、鑑真和上が ならんで祀られています。

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空海

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玄奘三蔵法師

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鑑真和上

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 中唐の詩人張継の七言絶句「楓橋夜泊」

この詩は都落ちした旅人が、旅愁のために眠れぬまま寒山寺の鐘の音を聞いたという様子を詠ったもの。

月落烏啼霜満天、  
江楓漁火対愁眠。  
姑蘇城外寒山寺、  
夜半鐘聲到客船。 

 

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無錫

「無錫旅情」で有名な無錫市です。 蘇州から無錫までは車で約1時間半、蘇州は運河の町で、無錫は湖(太湖)の町ですが、常住人口は600万を超える大都市です。上海からも近くかつ物価も上海よりやすいので、上海のリッチな人々が老後の移住先にと人気の都市とのことです。

 

無錫市に接している太湖の入り江になっている蠡湖の名前は、范蠡が傾国の美女西施(せいし)と湖面に舟を浮かべていたという伝説に由来しており、無錫の観光名所の一つになっている。 今回その范蠡ゆかりの蠡園(れいえん)を訪ねた。尚、「無錫旅情」は、「太湖のほとり」「運河を行けば」「小島は三山」と無錫の情景を歌ったもので、大ヒットの結果日本での知名が上がり、その功績で作詞、作曲の中山大三郎、歌手の尾形大作は名誉市民になっているとのこと。

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惠山古鎮は最近整備された老街(ふるい街並み)で、建物はほとんと土産物屋、食べ物屋ですが、きれいに再現しているので昔の雰囲気を味わうにはもってこいで、特に買い物をしなくても歩くだけ楽しい街です。 

 

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 今日の夕食は無錫名物のスペアリブ(無錫排骨)です。